INTRODUCTION

心と身体を癒す「セラピスト」と呼ばれる職業の人たちはここ数年で急増し、人気職業の1つとなっている。心理セラピストやリラクゼーションセラピストなど、“心”にアプローチするセラピストや、理学療法士や鍼灸師など国家資格を得て施術する、“身体”にアプローチするセラピストなど、たくさんのセラピストが存在している。
映画『癒しのこころみ〜自分を好きになる方法〜』は、仕事で挫折し、心が折れてしまった1人の女性が “セラピスト”という職業と出会い、一緒に働く仲間やお客様の人生模様を通じて気づく、いくつもの「ありがとう」を描いたヒューマンドラマ。

ブラック企業を辞めてセラピストを目指す主人公・一ノ瀬里奈を演じるのは、これが映画初主演となる松井愛莉。映画『フォルトゥナの瞳』やNHK総合ドラマ『これは経費で落ちません!!』などでの演技も記憶に新しい彼女が、一生懸命な新米セラピストを熱演。里奈と関わる元プロ野球選手の碓氷隼人役には、駒大苫小牧高校野球部員として甲子園に出場した経験を持つ、八木将康(劇団EXILE)。野球シーンでの佇まいや選手として抱える悩みなど、野球選手としての説得力を持った芝居は必見だ。碓氷の友人で、元野球選手の上坂浩司役には、水野勝(BOYS AND MEN)、里奈が働くリラクゼーション店La・co・Roの仲間には、中島ひろ子、矢柴俊博、秋沢健太朗、橋本マナミら実力派俳優が集結、さらに里奈の父・一ノ瀬太郎役に渡辺裕之が務め、里奈の人生を温かく支える。そして、里奈がセラピストを目指すきっかけとなるカリスマセラピスト役には藤原紀香が扮し、セラピストという職業の素晴らしさを観客にも伝えてくれる。
監督は、時代劇『花戦さ』(17)や、昨年公開され山崎まさよしとのタッグが記憶に新しいサスペンス『影踏み』(19)など、多彩な作品を手がけてきた篠原哲雄。松井と八木がキャスティングされたことでクランクイン直前まで脚本を書き直し、等身大で自然なキャラクターを作り上げ、さわやかな感動作を誕生させた。

STORY

ブラック企業で激務を強いられ、心がSOSを出してしまった一ノ瀬里奈(松井愛莉)。退職した里奈が就職フェアの会場を通りかかると、“セラピスト”と書かれたチラシを手渡された。「お客様の笑顔と健康のために癒しを提供するプロフェッショナル」という言葉に惹かれ説明会に行くと、有名セラピストの鈴木カレン(藤原紀香)がトークショーを行っていた。カレンに体をほぐされ、心と体はつながっていることを実感した里奈は、1ヶ月後、新人セラピストとして店舗に立ち始めたのだった。

店長の鮫島(矢柴俊博)、エースの伊藤さやか(橋本マナミ)、スポーツ施術を得意とする西野大輔(秋沢健太朗)、ベテランの篠崎(中島ひろ子)という同僚たちに見守られながらセラピストとして働き始めた里奈だが、最初はなかなか満足してもらえない。「自己満足なんじゃないの。全然届いてないよ、気持ち」と里奈に冷たい言葉を浴びせたのは、元プロ野球選手の碓氷隼人(八木将康)。現役時代、頭部にデッドボールを受けたことがトラウマとなり、戦力外通告を受けた碓氷だったが、まだ野球への思いをあきらめきれずにいる。現役時代チームメイトだった上坂浩司(水野勝)が経営するバッティングセンターで、碓氷が選手に復帰するための手助けをしている。

碓氷が有名な強打者だったと知った里奈がバッティングセンターに行くと、そこで野球指導の仕事をしている碓氷とその娘ハナに会う。「もっとお客様のことを知りたいんです」と、里奈は碓氷にバッティングを教わることに。里奈と話すうちに次第に心を開いた碓氷は、「週末、大事な試合があるんだ。万全にしておきたい」と施術を全面的に託すまでになった。それは里奈にとって何よりもうれしい出来事だった。
そんな折、店に里奈の父・太郎(渡辺裕之)がこっそり施術を受けに来た。担当した伊藤に娘の様子を聞いた太郎は、心配と同時に応援している様子を見せて帰って行った。

クラブチームの入団テストで一球も打てなかった碓氷。西野によると、一度受けた恐怖心は、努力してもなかなか取り除けないという。碓氷のために自分ができることを模索する里奈は、カレンが主催する森林セラピーに碓氷を誘う。川のせせらぎ、鳥のさえずり、木の温もりに触れた碓氷は、森の中で生きる力を少しずつ取り戻していくのだった。

PRODUCTION NOTE

【映画製作のきっかけ】
 セラピストの映画を作りたいという話が入ってきたことから始まった、本作の企画。リラクゼーション関連企業の社長からセラピストという仕事の素晴らしさを聞き、早速、実際に働いているセラピストの方、店長、エリアマネージャーと立場の違う方からお話を聞いた。みなさんに共通していたのは、「お客様に寄り添いたい」という言葉。次第にセラピストという職業は心身共に癒されたい現代人に必要な職業ではないかと強く感じ、映画化へ動きだすことになった。

【監督のこだわり】
 セラピストを撮影するリラクゼーションスペースはコンパクトにできている。そこで、映画的な広がりのある映像や場所の変化を出すため、野球シーンと森林で癒されるシーンを撮ろうというアイデアが出た。以前、野球の一流ピッチャー役を野球未経験の人をキャスティングして撮影に苦労したそうで、今回は、野球経験者から選びたいと監督からの提案。ニューヨーク・ヤンキースの田中将大選手と一緒に甲子園に出場した経験をお持ちの、劇団EXILEの八木将康さんにお願いすることになった。また、野球監修については、元プロ野球選手の養父鐵(ようふ・てつ)さんに行っていただくことに。養父さんには、野球シーンの監修だけでなく、プロ野球チーム、アマチュアチーム、そして劇中で実際にプレイをしていただいた元プロ野球選手をご紹介いただくだけでなく、撮影場所もご提案いただくなど多岐に渡りご協力いただいた。おかげで野球に関わるシーンは見応え充分だ。
 一方、主人公・一ノ瀬里奈は成長していく役柄なので共感してもらいやすい方がいいが、本作の場合、固定なイメージのある方よりフレッシュな方がいいと思い、松井愛莉さんに快諾いただいた。松井さんが決まったことで監督と松井さんと何度も話すうちに、松井さんの個性や雰囲気が活かされ、仕事で悩む等身大の女性として、誰もが共感しやすいキャラクターが誕生した。
監督が音楽にこだわるのは知られているが、今回も制作予算規模にしては贅沢にも、3アーティストを起用。ゆったりと伸びやかなヴァイオリンの響きが美しいGEN、ピアノ楽曲のSANOVA。そしてシンガーソングライターとして若い世代から注目を集めているRAYは、一生懸命頑張る里奈の背中を優しく後押しするようなさわやかな楽曲を書き下ろした。オリジナル作品で勝負することの難しさを充分理解している監督だからこそのこだわりが随所に散りばめられている。

【癒しの聖地の富士山静養園と日月倶楽部】
 篠原監督から、森林セラピーを映画の中に取り込みたいという話が出たので、ぴったりの場所として、「富士山静養園」を訪れた。富士山静養園は、「良い水、良い食、良い空気があり、そして自分自身を見つめなおす時間と空間、さらに自然に生かされているという立場を認識してこそ、人は癒され、健康を維持できる」という理念を具現化した施設だ。早速、篠原監督、プロデューサー陣と脚本家の鹿目さんとのシナリオ・ハンティングに。富士山静養園は、標高約700mの中山保養地に位置づけられ、富士山の真西で、富士山と出雲大社を結ぶ日本を代表するレイライン上にあり、パワースポットとしても有名である。園内には川が流れていて綺麗な水を飲める場所があったり、樹齢100年を超える樹木の中を歩くこともできる。園に隣接している「日月倶楽部」は、吹き矢を使った呼吸法をゲーム形式で行えた。ヨガにサイクリングにバーベキューと、楽しみながら様々な形でリラックスすることができる。この物語にふさわしい場所に出会えて幸運だった。

【映画の神様に見守られた撮影日】
 撮影は2019年3月下旬から約2週間という短期間で敢行。屋外の撮影も多く、特に野球、富士山ロケ、桜のシーンなどは、天候が良くないと撮影ができないので、天気予報を眺めて祈る日々が続いたが、撮影当日は幸運に恵まれた。周りは雨が降っているのに野球場のシーンだけ晴れていたり、一日しかない富士山周辺での撮影日は素晴らしい天気で、美しい富士山を収めることもできた。さらに、桜の満開のシーンを撮った翌日はなんと大雨。桜が散ってしまった様子を思うとゾッとしたほど。映画の神様に見守られていたような、素晴らしい撮影の日々だった。
文・プロデューサー 大和田廣樹

COLUMN

技術指導担当:舘野智也
・株式会社メディロム リラクカレッジ学院長
・日本ストレッチング協会認定 ストレッチインストラクター(JSI)

★リラクゼーションセラピストって?
現代には「疲れている、悩みを抱えている、元気が出ない…」そんな\"未病\"の人が増えています。
リラクゼーションセラピストは、そんな現代人を自らの手1つで笑顔に変えることができる素敵な仕事です。

マッサージとリラクゼーションは混同されがちですが、厳密には明確な隔たりがあります。
マッサージは怪我や病気を治すための治療行為の一環として行われるものであり、リラクゼーションは健康の維持や増進を目的として行われるサービス業の1つです。

これからの日本はさらに高齢化が進み、社会保障費(特に医療費)の削減が求められる時代となります。
リラクゼーションセラピストの仕事は、日本の未来において欠かすことのできない仕事の1つになってくれると思います。

★手技指導の中で・・・
今回はセラピスト役の手技指導を担当させていただきました。
手技は「見る」のと「やる」のとでは大違い、身体をうまく使えないと疲れやすくなってしまいます。
はじめは手技に対して若干の怖さも感じていた松井さんですが、持ち前の明るさと向上心でメキメキと上達されていました。
松井さんがもつ周りをパっと明るくする魅力は、人気セラピストの明るさそのもの!
ぜひ、映画の中で、皆さんも癒されてください。

CAST

松井愛莉/一ノ瀬里奈役

1996年、福島県出身。09年「nicola」モデルオーディショングランプリ受賞。翌10年さくら学院の第一期生メンバーとして活動を始め、13年「ゼクシィ」6代目CMガールに抜てき。以降、モデル、女優、バラエティ番組など活動の幅を広げている。
現在NHKEテレ『沼にハマってきいてみた』MCをつとめる。主な出演作は、『映画 ビリギャル』(15/土井裕泰監督)、『通学シリーズ 通学電車』(15/河野浩司監督)、『青空エール』(16/三木孝浩監督)、『フォルトゥナの瞳』(19/三木孝浩監督)、『砕け散るところを見せてあげる』(20/SABU監督)、ドラマ『GTO』(14/関西テレビ)、『ラブホの上野さん』(17/フジテレビ)、『オトナ高校』(17/テレビ朝日)、『グッド・ドクター』(18/フジテレビ)、『僕の初恋をキミに捧ぐ』(19/テレビ朝日)『これは経費で落ちません』(19/NHK)など。『この男は人生最大の過ちです』(20/ABCテレビ)ではSキャラなヒロインを演じ話題となっている。

八木将康(劇団EXILE)/碓氷隼人役

1987年、北海道出身。劇団EXILE所属の俳優で、EXILE SHOKICHI(EXILE、EXILE THE SECOND)の弟。主な出演作は、「GTO」(関西テレビ・フジテレビ)、「ワイルド・ヒーローズ」(NTV)、「毒島ゆり子のせきらら日記」(TBS)、「HiGH&LOW」シリーズなどに出演。舞台は「勇者のために鐘は鳴る」など、劇団EXIE公演を中心に多数出演。さらに、“CRAZY四角形”として歌手デビューした際の楽曲はYoutubeにて200万回近く再生されるなど、役者としてだけでなくアーティストとしても多彩な才能を発揮している。4月22日から5都市にて上演されるタクフェス春のコメディ祭!「仏の顔も笑うまで」にも出演。

水野勝(BOYS AND MEN)/上坂浩司役

1990年、愛知県出身。東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたエンターテイメント集団 “BOYS AND MEN”(通称ボイメン)のリーダー。主な出演作は、映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(共に17/久保茂昭 監督、中茎強監督)『マジで航海してます~Second Season~』(18/MBS・TBS)、『柴公園』(19/綾部真弥監督・田口桂監督)、『ミナミの帝王ZERO』(19/関西テレビ)、『SPEC サーガ完結篇「SICK’S覇乃抄」~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』(19/TBS)など。

中島ひろ子/篠崎直子役

1971年、東京都出身。1989年『オルゴール』でデビュー。翌90年に主演した『櫻の園』で第14回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、映画、テレビドラマなど数多くの作品に出演。主な代表作として『美しい夏キリシマ』(01/黒木和雄監督)、『地下鉄に乗って』(05/篠原哲雄監督)、『遠くの空に消えた』(06/行定勲監督)、『私は貝になりたい』(08/福澤克雄監督)、『リップヴァンウィンクルの花嫁』(15/岩井俊二監督)、『いつかのふたり』(19/長尾元監督)など他多数。

秋沢健太朗/西野大輔役

1988年、秋田県出身。14年、舞台「サロメ」で俳優デビュー。以降、舞台を中心に活動の中、「君から目が離せない~Eyes On You~」(19/篠原哲雄監督)で主演を務める。主な出演作に、『薄桜鬼 SSL THE MOVIE』(15/宮下健作監督)、舞台「真・三國無双 赤壁の戦い」 「熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編」「ミュージカル 忍たま乱太郎シリーズ」「ハイキュー」シリーズなどに出演。

矢柴俊博/鮫島鉄二役

1971年、埼玉県出身。硬軟織り交ぜた演技で、2000年にパルテノン多摩小劇場フェスティバルでグランプリを獲得。小劇場で活躍した後、映像の世界へ進み、舞台、ドラマ、映画など幅広く活躍。主な代表作には『クライマーズ・ハイ』(08/原田眞人監督)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10/山崎貴監督)、『ヒミズ』(11/園子温監督)、『64―ロクヨンー』(16/瀬々敬久監督)、『翔んで埼玉』(19/武内英樹監督)などに出演。篠原哲雄監督とは『山桜』(08)以来 12年ぶりとなる。

橋本マナミ/伊藤さやか役

1984年、山形県出身。97年に芸能界デビュー。グラビアアイドルとして人気を誇る一方、女優としても活躍。主な出演作に、映画『オー! ファーザー』(14/藤井道人監督)、『全員、片思い/イヴの贈り物』(16/伊藤秀裕監督)、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(17/小林聖太郎監督)、ドラマ「不機嫌な果実」(16/テレビ朝日)、「連続テレビ小説 まんぷく」(18/NHK)など。今年9月に映画『燈火 風の盆』(坂下正尚監督)の公開が控えている。

渡辺裕之/一ノ瀬太郎役

1955年、茨城県出身。1980年にコカ・コーラのTVコマーシャルにて芸能活動を開始。1982年に映画『オン・ザ・ロード』で俳優デビュー。86年、TVドラマ「愛の嵐」シリーズに主演し、人気を博す。以降主な代表作として、年『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』(07/長石多可男監督)、『桜田門外ノ変』(10/佐藤純彌監督)、『牙狼-GARO- -月虹の旅人-』(19/ 雨宮慶太監督)などに出演。今年は、『海辺の映画館ーキネマの玉手箱』(大林宣彦監督)、ハリウッド映画『EVERLY』(ジョー・リンチ監督)が控えている。

藤原紀香/鈴木カレン役

1971年、兵庫県出身。1992年ミス日本グランプリに輝き、芸能界デビュー。雑誌のモデルを皮切りに、タレント、司会、声優、女優として活躍の幅を広げ、ミュージカルも話題に。主な出演作品:映画『CAT’S EYE』(97年/林海象監督)、『SPY N』(02年/スタンリー・トン監督)、サバイバルファミリー』(17年/矢口史靖監督)、ドラマ「眠れぬ真珠〜まだ恋してもいいですか?〜 (17/YTV、NTV系)、「サザエさん」(19年/CX)などがある。

STAFF

篠原哲雄監督

1962年2月9日生まれ。東京都出身。明治大学法学部卒。その後、助監督として森田芳光、金子修介、根岸吉太郎監督作品などに就く傍ら、自主制作も開始。1989年に8ミリ『RUNNING HIGH』がPFF89特別賞を受賞。1993年に16ミリ『草の上の仕事』が神戸国際インディペンデント映画祭でグランプリ受賞。国内外の映画祭を経て劇場公開となる。山崎まさよしが主演した初長編『月とキャベツ』(96)がヒット。その後、『洗濯機は俺にまかせろ』(99)、『はつ恋』(00)、『命』『木曜組曲』(ともに02)、『昭和歌謡大全集』(03)、『深呼吸の必要』『天国の本屋~恋火』(ともに04)、『地下鉄(メトロ)に乗って』(06)など多彩な作品を手がける。近年の監督作品に野村萬斎主演『花戦さ』(17)、いくえみ綾原作『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(18)、文音・草笛光子ダブル主演『ばぁちゃんロード』(19)22年ぶりの再タッグとなる山崎まさよし主演『影踏み』(19)など。

【音楽】
アーティスト名:GEN
タイトル:「一輪の花 〜One Flower〜 他、全21曲」
音楽:GEN

GEN プロフィール
幼少からヴァイオリン、ピアノを弾いていたため、それらを取り入れた音楽づくりを得意とし、クラシック、R&B、HIP HOP、POPS、ジャンルレスにプロデュースする。2001年からDur mollの活動を開始。その他多くのアーティストのプロデュースや客演など幅広い活動をしてきたが、2006年後半から右手の局所性ジストニアが酷くなり演奏が困難になる。(発症は高校3年の時であり、その時から鍵盤を弾くのには困難を伴っていた。)絶望感の中、脳神経外科の平医師との出会いにより2010年6月に定位脳手術を受けほぼ回復する。手術後、2015年初のインストルメンタルアルバムをリリース、2017年4月から新メンバーで【Dur moll】を再始動。映像作品としては2014年からTVドラマの劇伴を手掛け始め、本作は篠原監督とタッグを組んだ第一弾となる。

【主題歌】
アーティスト名:RAY
タイトル:「癒し」
作詞 / 作曲:RAY
編曲:関口シンゴ
(c)2020 JVCKENWOOD Victor Entertainment.

RAY プロフィール
関西を中心に全国各地で精力的に活動する、大阪堺出身のレゲエ・シンガーRAY(レイ)。
YouTube再生回数500万回超えの「やってもないのに」や「I CAN FLY」、「DEH YAH」など各配信サイトでランキング1位を記録し、2014年7月にインディーでリリースしたアルバム『ポガティブ』はオリコン・インディーズ・チャート2位を獲得するなど、耳に残るメロディーと真っ直ぐな歌詞が若い世代中心に話題となる。そして2017年、満を持してビクターに移籍、リリースしたメジャー第1弾配信シングル\"アイライフ\"がiTunesレゲエ・チャート1位 / 総合チャート18位,レコチョク総合14位を獲得。アルバム『レイシング』も成功し、2018年は自身のオリジナルバンドでのワンマンツアーを開催する他、様々なアーティストの楽曲参加を積極的に行う一方、 ジャンルレスな活動を続けその活動はシーンの外へと拡がっている。2019年11月には幻のデビュー曲とされてきた“人と心”、2020年2月には19の名曲をレゲエ・アレンジでカバーした“卒業の歌、友達の歌。”を配信シングルとしてリリース、夏にはいよいよアルバムが登場する。

【挿入曲】
アーティスト名: SANOVA
タイトル:「幸せ」
作曲:堀江沙知
(c)2020 JVCKENWOOD Victor Entertainment.

SANOVA プロフィール
女性ピアニスト堀江沙知のピアノインストプロジェクト『SANOVA(サノバ)』。
和製ネオJAZZをテーマに、全曲ピアノの堀江が作曲をしており、郷愁あるメロディーとJAZZプログレッシブを融合したサウンドが特徴。2017年のプロジェクト結成と同時に1st Album『Cloud9』をリリースし、iTunesのJAZZ・Albumチャートにおいて2ヶ月連続1位、Songチャートでは1,2,3位を独占するなどで話題となる。2019年には、彩の国さいたま芸術劇場にて800人ホールLIVEを成功させる。堀江はJAZZピアニストとして様々なバンドのサポート等をする傍ら、生身のドラム、ベースを迎え、ジャズ・ピアノ・トリオ編成を軸に活動中。

2020年7月3日(金)
シネ・リーブル池袋 他全国ロードショー

松井愛莉
八木将康(劇団EXILE) 水野勝(BOYS AND MEN)
中島ひろ子 秋沢健太朗 寒川綾奈 佐々木みゆ 矢柴俊博
橋本マナミ 渡辺裕之 藤原紀香

監督:篠原哲雄 脚本:鹿目けい子 ますもとたくや 錦織伊代 音楽:GEN (Dur moll・Vanir)
主題歌:「癒し」RAY (ビクターエンタテインメント) 挿入曲:「幸せ」SANOVA (ビクターエンタテインメント) 

エグゼクティブプロデューサー:江口康二 大和田廣樹 亀山暢央 プロデューサー:櫻井一葉 植草義雄 キャスティングプロデューサー:福岡康裕
音楽プロデューサー:渡邊頌平 攝影師:長田勇市 照明:小川真司 録音:深田晃 美術:寺尾淳 衣裳:遠藤良樹
編集・VFX:人見健太郎 助監督:島田伊智郎 制作担当:椋樹尚映 野球監修:養父鐵 自然療法監修:山本竜隆
後援:日本リラクゼーション業協会 
製作:ドリームパートナーズ 制作プロダクション:フレッシュハーツ 配給:イオンエンターテイメント 
(c)ドリームパートナーズ

MotionGallery 癒しのこころみプロジェクト
支援者
大久保 美香 金谷 真恵 加藤 誠
ブランドクリエイターおばた美穂 Corps Clair 松原 正美
阿部 真也 牧谷 祐志 福田 聡志
北村 英志 梅崎 陽平 柴﨑 優衣
岩本 照唯 川原 裕樹 鈴木 英理
マイクテストワントゥワントゥ 海老澤 容子 渡辺 栄治
どいっち 石原 かな 髙橋 果恋
西村 真友 伊倉 道人 青木 美紀
木内 留実 上野 浩弥 安東 久美
安藤 明子 藪 浩 昭 岡田 智一
舘野 智也 岸村 秀一 川口 大八郎

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