PRODUCTION NOTE

「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」プロデューサーが綴るプロダクション・ノート

映画によっては撮影の何か月前から仕事があるセクションがあります。それは、撮影セットを作ったり、映画の中で使うものを制作するセクションです。通常、美術部と呼ばれているセクションです。ロボットなど使う場合、実際のロボットを制作したら莫大なお金がかかります。そこで、ロボットのように動かなくても、ロボットのような金属を使わないにしてもロボットに見えるように制作しないとなりません。

以前、京都の太秦撮影所で見学した時に撮影していた映画では、赤ちゃん用のおむつを大量に大きなたらいに入れて水を入れ多くの美術スタッフがちぎっていました。何に使うのか聞いたところ、これが積もった雪に見えるのだと聞いて感心したことがあります。

今回も「ラコロ」という店は存在しないため店内にあるポスターやロゴなど美術部スタッフに丁寧に作っていただいています。

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