プロダクション・ノートVol.15「富士山静養園のシナリオ・ハンティング」
篠原監督から森林セラピーを映画の中に取り込みたいという話が出たあと、メディロム社の江口社長に相談をしたら、ぴったりの場所があるということで、「富士山静養園(https://www.mt.fuji-seiyoen.com/)」園主の山本竜隆さんを紹介いただきました。富士山静養園は、「良い水、良い食、良い空気があり、そして自分自身を見つめなおす時間と空間、さらに自然に生かされているという立場を認識してこそ、人は癒され、健康を維持できる」という理念を具現化した施設です。
早速、篠原監督、プロデューサー陣と脚本家の鹿目さんとシナリオ・ハンティングにこの富士山静養園に行きました。園内を案内してくれたのは、園主の奥様である山本清美さん。富士山静養園は、標高約700mの中山保養地に位置づけられ、霊峰富士の真西で、富士山と出雲大社を結ぶ日本を代表するレイライン上、また富士箱根伊豆国立公園内の自然湧水や自然林に恵まれた約20000坪の敷地内にあります。園内には川が流れていて綺麗な水を飲める場所があったり、樹齢100年を超える樹木の中を歩ける場所があったりと、そこで時間を過ごすだけでリラックスできるから不思議です。
次回は、富士山使用園の隣接している日月倶楽部について書きます。