プロダクション・ノートVol.43「編集開始」
撮影が終了すると通常すぐに編集にとりかかります。今回も篠原監督の次の仕事までにある程度仕上げようということで一気に編集作業をしていきました。一般的には、監督ないし編集の方が、脚本に沿って撮影した映像をつないでいく作業をまず行います。今回も編集の人見健太郎さんが、まず脚本に沿って編集していきました。
ハリウッドでは、編集作業の責任は、プロデューサーにあります。そのため、Director’s cutという言葉を聞くことがあると思いますが、これは監督が編集したバージョンの作品のことを指し、劇場で上映される作品は、プロデューサーと編集が作り上げたものを指します。