プロダクション・ノートVol.24「今回の映画の座組」
日本では、製作員会方式という手法で映画を作ることが多いです。この製作員会方式というのは、映画に関わる配給会社、DVDメーカー、音楽会社、ネット配信会社などが出資をして、それぞれの得意な分野を窓口として、収益を稼ぐという映画製作の座組です。ただ、この方式でやっているのは、世界を見ても日本くらいです。メリットもありますが、デメリットもあるからです。
今回の映画では、この製作員会方式ではなく、この映画のために設立したドリームパートナーズが資金を集めて制作する方法です。この方式は、自由度が高いところがメリットです。プロデューサーと監督でどんどん進めていくことができます。